並ウズラ 黒色綿毛ウズラ

04 黒色綿毛ウズラ
( Black at Hatch Quail )

『黒色綿毛ウズラは、常染色体の不完全優性の対立遺伝子(Bh)のヘテロ型(Bh/+)で発現する。優性ホモ型(Bh/Bh)は致死で、孵卵開始後4~6日で全身皮下出血と肝臓組織の変性で死亡する。ヘテロ型の初生雛は黒色を呈して野生型と容易に区別できるが、成鳥ではへテロ型の外観が野生型に近似して両者の区別は経験を要する。成鳥の外観による雌雄の区別は、胸部の羽毛とクロアカ腺の有無で可能。』

『 』内の文章は、『世界家畜品種事典』(東洋書林、2006年)から、引用